平成23年1月2日
実家に帰って神との会話(これが幻聴扱い)をしていたら
「核ミサイルが落ちてくる!!」と言われてさすがにビビった。
「止めてください!」と叫んだら止めてくれたみたい。
でも、さすがに精神が崩壊して、これって核戦争が起きるの?とか本気で不安になってもうどうでもよくなった感じがした。
親がさすがにおかしいと思ったので救急車に電話して僕は病院に運ばれた。
夜中のどこかわからない建物の牢獄みたいな便所しかない二重扉の部屋に入れられてガクガク震えながら薄い毛布に身をくるめて怯えていた。
朝を迎えると看護師さんがドアを開けて食事を届けてくれた。
「ここ、どこ?」と尋ねると
「閉鎖病棟」と答えてくれた。
「そうじゃなくて、ここの建物はどこ?」(刑務所かと思って死刑執行かとずっと眠れなかった・・)
「宝塚三田病院」
「え?三田?」という会話になってとりあえず病院なんだと少し安心した。
隔離室を出て病棟に入ると患者さんがいっぱいいて驚いた。
いきなり将棋をすることになって、この時神が僕の脳内に指示を出してきて「ヒカルの碁」みたいになって確かに面白い形の将棋になったのを覚えている。相手も驚いていた。
特にトラブルもなく数日経過したら
女神が
「私ら、誰かわかる?」って尋ねて来て、
「もしかして・・・卑弥呼?」と僕が答えたら
「え~なんでわかったん?」と驚かれた。
もう2人いたから(なんか3人でちゃぶ台でご飯食べていた)
「あ~じゃあ紫式部と清少納言かな?」
「え~なんでわかるの??」
確かに、当時としてこれは(。´・ω・)?と言えば謎。
なんでわかったのかは「神=歴史上の人物」と思っていたからかも??
天皇の歴史もかじった程度だけど小学校の時から図鑑とか読んでいたから
「現人神」=「神様」だからやはりこれも言いにくいけどやはり男の神は歴代天皇の1人だった。これが何人もいたからややこしかった。
入院中、戦後すぐの生まれの男性が「昭和天皇・・・」とつぶやいていたから自分だけではなかったんだと少し納得した部分もあったからほっとした。
なんで「神様」や「歴代天皇」が僕に話しかけてきたのかはよくわからないけど、平成時代から「女系天皇」「女性天皇」など小泉政権の時の話題が強烈に残っており、これを今も真剣に考えているからかもしれない。
元々歴史や宇宙とか戦争の話とか好きだったから昭和天皇や大正天皇は話しやすかったのかもしれない。(一応、昭和天皇は昭和63年生まれで11か月だけど今上天皇だから)
天皇と話すなんて、夢にも思ってなかったけど、なんとなく
「普段、朝は何食べていたんですか?伊勢海老とか?」とか尋ねたら
香淳皇后が「私らそんなにいいもん食べてなかったよ」と答えてくれた。これがなんか感動した。戦前戦後を生き抜いた人の言葉の重みというか。
よく振り返ったら女神や神も同じことを言ってくる。
「そんなにいいもん食べてない」平安時代も質素。弥生時代も食べ物なんかほとんどない。今が贅沢すぎる、みたいな。
この食べ物。自炊も弁当も外食も大体アドバイスや感想をくれる。これが有難い。これが病気と思えないし、どっちかと言えばアドバイスになってる。(まさしく漫画の「ヒカルの碁」みたいな感じ)
外泊許可が出て、病院の門を右に曲がったら「そっちじゃない」とアドバイスを女神にもらった。この時アドバイスを無視していたら迷子になっていたであろう。。。こういうのは電車に乗っていたら今でもよくある。
続く

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